大滝詠一御本人の解説にもあるように70年代のアルバムは“SONGS”と“NIAGARA MOON”以外はすべて中山泰によるデザインです。山下達郎率いる『SugerBabe』がアルバム“SONGS”のみ残して解散、当初予定されていた伊藤銀次率いる『ごまのはえ』の不参加により、大滝詠一ひとりでそのサウンドをカバーすべく“メロディ・タイプ”“ノベルティ・タイプ”そして“音頭”と幅広いサウンドに聴く側もとまどってしまいそうな『ナイアガラ・レーベル』に唯一、統一感を与えていたのが中山泰によるアルバムジャケットです。どこか懐かしい匂いのするアメリカンタッチのイラストとコラージュは今見ても新鮮ですネ。




この頃になると“表に本人が登場しない絵だけ”のデザインは少し崩れ、なかばヤケになったかのように、仮装した御本人が登場します。


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