![]() |
原めぐみ 見つめあう恋/涙のメモリー ![]() こうして生まれた原めぐみの「見つめあう恋」は、なかなかの佳作に仕上がっているように思います。とは言え、1960年代のアメリカでスペクター・イミテーションが続出した頃ならいざしらず、スペクター・サウンドまんまをシングル・レコードとして、日本の歌謡シーンに投入したのは冒険的でした。 B面「涙のメモリー」は、やはりジューシーフルーツの眼鏡のベーシスト・沖山優司が詞と曲を手がけており、さらにポップさを増したスペクター・イミテーションとして楽しめます。 ![]() 須藤薫 テンダー・ラブ ![]() 名曲「つのる想い」「恋のマニュアル・ブック」などスペクター直系の曲をはじめ、ポップスの王道を突いて果敢に攻めているように感じられます。 ミュージシャンの人数という点でのハンディを、アレンジとリバーブ多めのミックスでうまくカバーし、音壁感も演出されているようです。 ミュージシャンといえば、このアルバムのベーシストは、前述のジューシーフルーツの沖山優司が務めています。実は彼、このコーナーの前回分に登場した、高橋ひろ「君じゃなけりゃ意味ないね」にも参加して、骨太なベース演奏を聞かせているのです。 YUI Ring Ring Ring ![]() この曲のサウンド・プロデュースの素晴らしさにノックアウトされた私は、作者の安田信二氏の事務所に電話をかけ、ご本人に突撃インタビューをしてしまったものです。 「あのー、安田さんが他に手がけられたお仕事を紹介していただけないでしょうか…?」 このときに安田氏本人が強く推されたのが、氏の変名・ミラクルタロウ率いるグループ、ミラクルシャドウの「奇跡の影」というアルバムでした。この中にも、スペクターを意識したモノラル曲「君がそんな奴だったなんて」が収録されています。 ![]() 安田氏の仕事については、自らが以下にまとめています。 『安田しん二のアナログメンズ倶楽部』 http://www5d.biglobe.ne.jp/~fabpage/index.html |
![]() |
![]() ![]() ![]() |