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![]() #04 「1969年のドラッグレース」 「以前はロック・シンガーとしてスタートしたということを アピールしようと思って。ボクらのミュージシャンとしての スタート当時の気分を歌った歌ですね」(大滝) ![]() 「リズムに著作権があれば彼は大もうけしただろう」と言われるボ・ディドリーの独特なビートは、ナイアガラでは「座 読書」でユニークな味つけをして、既に聞かれたものでした。 サウンドに耳をやると、歌メロ部分での演奏は、ひたすらコードバッキングに徹し、例のビートを刻んでいます。絶妙なタイミングで絡むハンドクラッピングはまた見事です。鈴木茂の奏でる骨太なリード・ギターは、冒頭の大滝さんの意図を十分に体現しているよ うに思われます。 はっぴいえんど時代にメンバーでドライブした体験について、以前語られたことがありました。そんな記憶とオーバーラップさせ、ミュージシャンとして『スタートを切った』当時の心持ちを、『カーレース』になぞらえ、「ゴールは霧の向こうさ」と歌う技巧…。もしかしたら大滝さんの方から、この曲のキーワードやコンセプトが作詞者に伝えられたのかもしれません。 ![]() 「いっしょにやってきた松本との共通の思い出もあるし、 それは細野や鈴木茂も同じではなかろうかと思って…。 同時代人へのメッセージであります」(大滝) メンバーでドライブした時の思い出の車って、「TRY TOO HARD」のアルバム・ジャケットみたいだったんでしょうか…。 |
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